【糖尿病リテラシー】糖尿病はカミングアウトすべきなのか?

あなたの「糖尿病リテラシー」を底上げする、玄照です。

「仕事のストレス」を免罪符にして暴飲暴食とグータラを極めた結果、自分で自分の首を絞めて糖尿病になりました。

  • ストレスで食べてる人
  • やたら喉が渇いて、トイレの回数がおかしい人
  • その渇きを甘いジュースのガブ飲みでごまかしてる人
  • 体の異変を「ただの疲れだ」って勝手に解釈してる人
  • めっちゃ食ってるのに体重が落ちてきて「ラッキー」と勘違いしてる人

私から「それ、糖尿病じゃね?」って言われたらどう思いますか?

この記事は、健康診断で「要再検査」と表示された人、糖尿病と宣告されたが周りにどう伝えるべきかと思っている、あなたへの記事です。このシリーズでは、そんな大ピンチの状態を完全にアウトになった私の経験を元に解説します。

あなたが手遅れになる前に、この痛すぎる現実を知っておいてください。この苦しさは患者にとって強い悩みです。先に知っておいて損はありません。

人生、いつでもショックの正念場、だけどそれが「普通」

いきなりですが、最近ショックだったことは何ですか?

以前の私ならもう毎日がショックだらけで、正念場だらけの毎日でしたが、最近は少しずつ動じなくなってきました。年齢を重ねて少しずつ世の中が分かり始めてきた証拠なのかなと思いつつ、ただの食い過ぎで血糖スパイクが起きただけなのかな?と適当に納得しているだけかもしれません。

そりゃ動じなくなるわけですね、不動如山。ん?いや、動いているのか(笑)。

まあ、ショックなことって人によって色々あります。

  • 隣の家の子に毎日いじめられるとか
  • クラスでいじめられるとか
  • そのいじめで一番苦しい時に「お前が弱いせい」だと親父にぶん殴られるとか
  • 部活で締め落とされ続けるとか
  • 健康診断で急に心臓病宣告されるとか
  • 反発できない上下関係で臭すぎと言われるとか
  • 年単位で巨額のロマンス詐欺に引っかかるとか
  • 絶対採用すると言われていた組織で平気で落とされるとか
  • 目的の為!と働きまくっていたら身体と心と全部ぶっ壊れるとか
  • そのままキャリアも一緒に崩れるとか
  • 糖尿病になるとか
  • 糖尿病になった事を上下関係がある中で罵られるとか
  • 糖尿病をカミングアウトして友人と縁が切れるとか

あ〜これは全部俺だ(笑)。

もうこの記事の中核書いちゃいました。要約されてますので、デブの食欲みたいな味の濃い話を聞きたくない人は違う記事を読むか、ブックマークをお願いします(笑)

個人的にはどれももう毎回ショックで、どのシーズンも途中でエンディングを迎えるレベルでしたね〜。糖尿病宣告でも汗臭いでイジメられるでも、本人のショック度合いは変わらないんですよ。

それでも生きてますので、まあ人生何とかなるでしょう。静かなること、林の如くです。何事も「普通」です。表面的な事だけ言えば、こんな形で悲劇に遭ったとも書けますが、私自身が理由になっていることもたくさんあるのでしょう。

物事は見る方向から見れば不幸だし、幸せです。富士山の形は見る地点からで全く違うのです。そしてそんな見方が違う我々も最終的には同じ場所で一体となる。誰が何を責める必要がありましょうや。

……と考えているようにしているのですが、辛いものは辛い。ムカつくことはムカつくし、ショックなものはショックですよね。上記のような経験をして皮が厚くなっていても、不意にショックがやってくることもあります。血管内のプラークが厚くなる前に、柔らかくしないといけません。

糖尿病を「カミングアウト」すべきか否か?

そんなくだらない私のショッキングな小さな話は良いのですが、今回は「糖尿病をカミングアウトすべきかどうか?」のお話です。前回記事のストレスと血糖値の上がり下がりが紐づくのか?という内容に近い内容となっていますが、今回はより感情を強めにお伝えします。

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私はかれこれ10年近く糖尿病とのお付き合いをしています。早く別れたいんですが、別れかけては復縁してを3度ほど繰り返して、現在はもう腐れ縁です。今世では別れられそうにありません。しつこい男です(?)が粘り負けなので仕方なし付き合っています。何とか今のところ、腎臓の数値は平常値を保ち、足もあって、目も見えてます。毎日しっかり薬も飲んでいます。早朝、朝、夜。前はサプリも飲んでいましたが、ポリファーマシー(多剤併用)が怖くなり、控えるようにしています。

そうやって糖尿病とがっぷり四つ組み合って真っ向な交際をしています。昔はそれが出来なくて、薬や世間の目から避けていました。

ディープな交際をしていく中で、糖尿病というより糖尿病の自分とは向き合えるようになりました。薬をしっかり飲む、口に入れるものを管理する、食べる順番を守る、運動を定期的に行う。今こうして生きているのも、日々尽力されているお医者様方と、自分自身のおかげだと思っています。

その中で、「他人に向けて糖尿病をカミングアウトすべきなのか?」は、糖尿病患者にとって、特に若い方やデブの皆さんには喫緊の課題ではないでしょうか。

2型糖尿病は「生活習慣病」と謳われます。確かに私などはまさにその通りで、完全な生活習慣が原因です。どれだけ食って飲んだか?一般の方の何世代分も食べたのではないでしょうか?食欲旺盛です。父方の祖父、母方の祖母が糖尿病でしたので遺伝もあるでしょうが、生活習慣が悪であったことに否定しません。そりゃもう回転寿司100皿近く食べてましたし、1ポンドステーキは3枚程平らげてワインは一晩で数本開けるみたいな事をしていましたので、フードファイターか力士でもない限りは食い過ぎと解釈する食欲です。ちなみに学生以後は一般的なサラリーマンでこんな食べ飲みしていましたので、本当のデブです。フードファイターにも力士の方は比喩されるだけ失礼な事です。すみません。

私はそんな誰もに認めてもらえるデブでしたが、罹患者全員がそうではないと思います。体型が普通でも細くてもなりうる病気です。時代がそうさせている事も十分あると思います。これだけ飽食の時代です。太りやすい我々「大きくなる才能」を持つ、私の様な食べられて類稀なる才能を持つ人には逆に辛い環境でもあるのですね。

私がリアルに傷ついた「2つのカミングアウト?事例」

そんな環境の中で、私がショックすぎたカミングアウト後の、辛かった言葉が2つあります。

👁️ パターン1:上司からクソみたいなレッテル貼り

上司:「こいつ、糖尿病だから、どうしようもねぇんだよ」

これは私が上司と、私の部下と3人で話していた時に、直接私の部下に向けて言われた話です。これは辛かった。ものすごいショックでした。部下も何となくわかっていたと思いますが、上司と少し議論が熱くなっていた後だったので、私を卑下する意図で言ったと思いました。

そして、すごい偏見で決めつけです。人格的にどうしようもねぇかどうかは知りません。ただ「仕事が出来ないと思うこと」、自分の意見と違うがために「糖尿病になったこんなやつはだらしない、自己管理ができない」という意味だったと思いますが、その時の感情は思い出したくもない記憶です。正確にはカミングアウトではないんですけど、酷い話です。

思い出したくもありませんが、しっかり脳裏に焼き付いてしまって離れないのです。恨みとは簡単に忘れられないもので、まさにトラウマです。

💬 パターン2:尊敬していた友人からの「冷たい沈黙」

友人:「あ〜 糖尿病なんだ」

これは何年か前にチャットでのやり取りで、「自分は糖尿病なので服用にこんな制限があるんだよぉ〜」と気軽に話していたら返ってきた返信です。

ちなみに、ここから既読スルー。そこから友人からのアクションは一切なし。これもショックでした。すごく尊敬していた友人であったために、余計にショックでした。

これは直接言われたわけではないし、「返信をしない」という相手の行動に対して、自分がどう解釈するかだけの問題なので友人を悪く言いませんが、色々勘繰ってしまうのです。

「こんなだらしないデブとは付き合わない」のか、「気持ち悪いデブ」のか、「もうこいつ⚪︎ぬかもしれんし、関わらない」「金貸してって言われそう」と思ったのか。それは友人だけが知ることです。私はその行動に対してどう解釈するかだけですが、自分の行動として「カミングアウトしなければ良かったな」と思ってます。親しいとしても「親しき仲にも礼儀あり」。親しいからこそ、よく考えて罹患していることを話すかどうか決めれば良かったなと反省しています。だけどこのカミングアウト後の行動はショックで結構に傷付きました。数年が経過していますが、この件は忘れられない一言です。あの飯うまかったなぁ〜という記憶なら良いのですが、カミングアウトをしても大丈夫だろうと思った人にカミングアウトして縁を切られるという事案は先ほどのショックな出来事の中にもしっかりと入ります。

世間の目は想像以上に?、それがリアルだ

この問題は、「私がカミングアウトして相手に糖尿病であることを知らせるべきだったのか?」です。

パターン1は、上司が私の許可も得ずに第三者に伝えている時点で論外です。会社の上司や組織の上役の責務を持つ方は、絶対にしないようにお願いします。訴えられますよ。

パターン2は、私自身が「この人ならいいだろう」と浅はかに話した結果です。行動の選択権は相手に行ってしまったわけですね。「私がカミングアウトしなければ、友人関係が崩れることはなかったと思います」こう解釈しても辛いですけどね。

そして大事なことは、パターン2の友人の行動・反応について、

これが「一般的」なのかもしれない

ということです。

「生活習慣」病、自堕落な生活、周りに迷惑をかけている奴。 糖尿病の世間の印象とはこんなものだと思い知らされます。そして、糖尿病の私の印象はこういうものだと俯瞰して知れました。世論の一般的な考え方が変わるには人が入れ替わる半世紀ほどかかると言われます。YouTubeやAIなどの技術革新で情報の伝達速度は上がっていると思うので、糖尿病のイメージに変化はあると思いますが、やはり印象は「自堕落なやつ」なのです。

私が伝えたいのは、カミングアウトするかどうかは本人次第だが、

世間の糖尿病への目は結構に厳しく冷たいのがリアルだということ

私たち糖尿病患者はとても生きづらい世の中です。SNSが蔓延し始めてから、より優しくない世界、ホワイト化、正論という牙が襲いかかるようになりました。

確かにそうなんですよ、世間様が正解だと思います。この場合、世界では友人が正解です。私が悪い、私が食い過ぎたんですよ、悪うございましたよ(笑)。

でも、その食い過ぎにも色々な理由があるのです。全て私自身が悪いとも思わない。だけど世間の目はそうお前が自堕落だからだと決めつけることがある。別にその正しさが全てでもないのに苦しいもんです。

こんな感情になった時に人はどうなるのか? 前回の記事で書いた「ストレス」です。自律神経がおかしくなります。体感的には睡眠が狂う、食事の量が増える、飲酒に頼る、人との接点を怖がり孤独になる ── 無限ループ。だからストレスは絶対にNGなんです。これは糖尿に限らずでしょうけども。

↓記事埋め込みはしつこくてごめんなさい。これは結構に読んでほしい記事なんです。

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結論:脅威の糖尿軍団で闊歩して歩こう

今回は少し感情的な記事になりましたが、一人の2型糖尿病患者がリアルに受けた辛い事実からの解釈です。

カミングアウトすべきかどうかは状況にもよると思います。特にすでに糖尿病の方は低血糖の可能性がある場合、普段身近にいる人には伝えておくべきかもしれません。私は筋トレ中に低血糖を起こし、3歳の娘に助けられたことがあります。助かったのは半分運でしたが、近しい人まで知らないのは危険です。

ただし、カミングアウトした近しい人はあなたを優しく見ても、そこから漏れ伝わった時に世間の目は想像以上に冷たい可能性があることを覚えておくと良いと思います。これは悩んでも仕方がない。そういうイメージなんです。(と思うことにしましょう、自分で苦しくなっても無意味です、世論は簡単に変わりません)

だからこそね! Xで繋がる、サブスタックで繋がって軍団として団結して歩きましょう。助け合いましょう。

弱い動物は、1頭ではいない動物が多い。すぐ食われてしまいます。

そして人間の心はそんなに強くありません。元柔道家、ベンチプレス170kgを持ち上げていた私が実証済みです(笑)。

だからこそ、少し暑苦しいですがデブの皆さんで助け合いましょう。弱いなら弱いなりに、みんなで歩けば良いのです。水族館のイワシの群れを思い出していきましょう! あれがデブの軍団だと思えば、誰も寄ってきません。(私は軍団の一員だとバレないように離れておきます)

みんなでまとまって、胸張って横断歩道を歩きましょう。 「赤信号(糖尿病)、みんなで渡れば怖くない!」です。私がジャンヌダルクとして、旗をもっておきます。(私はデブの皆さんが渡って、やられた後に青信号で渡ります)

これからを生きるために楽しんでいきましょう。自分がデブなんて、糖尿病なんて笑い飛ばしていけば良いのです。かの老子も、柔らかさ(お肉)こそが強さだと2500年前に説いているのですから。

↓筆者がTwitterで命の危機を脱した実録はこちら!

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