【2型糖尿病のリアル】過去の成功体験は通じない。自分を蔑ろにして突っ走ってきた頑張り屋のあなたへ送る「励ましと警告」

2型糖尿病患者が同じ患者と糖尿病宣告されたニューカマーへ贈る励ましと警告

糖尿病を通じて人生の見方を変えた筆者が語る「自分に厳しすぎたあなたへ」

糖尿病、糖尿病に憧れる予備軍の皆さん、こんにちは。玄照です。

2026/06現在、日本もだいぶ暑くなってきました。

私は過去に欧州、インドネシア、韓国、台湾などに訪問したことがあります。

その中でダントツに暑かったのは欧州でした。

日本はジメジメしててと思いますが、湿度0の世界を舐めてはいけません。

当時訪問した時期が白夜で真夏。もう乾燥がひどいのです。

さらに40度以上あって、ジメジメは全くないのですが、水分があっという間に蒸発します。

なので汗をかいても蒸発。汗をかいているが常に肌もシャツも乾いているという、以前書いた学生時代のTシャツ8枚/日とは真逆の世界観でした。

しかし糖尿病なのに、そんな暑いところに行ったらどうなるのか? これらは大変なことです。

一般の方ならこう考えます。「汗いっぱいかいていいじゃない、痩せるよ!」

違います。ただでさえ、浸透圧利尿という脱水症状なのです。おしっこが延々と出る上に、汗まで延々と出ます。

私が行った国はドイツで、水よりビールが安い国。そうなるとビールばっかり飲んでます。

この酒がさらに脱水を引き起こします。

どんどんどんどん飲んでいった結果、体の水分とミネラルは消滅、腎臓は動きっぱなしで疲弊、肝臓はアルコール解毒でフル稼働、お財布は円安ユーロ高で干からびてしまいます。当時水1本あたり500円くらいしたような?(コンビニで)

私のような患者が海外に渡航することは、もう命懸けもいいところかもしれません。

貧乏人には円安は一つもいい事ありませんが、一体誰が主導しているのか? 興味は尽きません。

頑張って稼ぎましょう! 糖尿病患者の底力を見せる時です。(痩せろよ)

それはそれとして、ドイツの2型糖尿病患者は生きていけないのではないでしょうか。

日本人よりも膵臓が強くて、インスリンが出ずっぱなしで生きていられるのか。

探求していくと、糖尿病とデブ(私含む)は本当に奥が深いです。

医者になればよかったですね〜。今何よりも糖尿病について興味があります。

残念ながら数学も理科も赤点ばっかりでしたので、来世は頑張りたいと思います。

さて、今回の記事は体験記事でも紹介記事でもありません。

同じ2型糖尿病の人、なりそうな人、目指している人、なってしまった人、ストレス社会でもう食って飲んでる皆さんへの「励ましと警告」です。

フォースを信じよ。(マンダロリアン見たいですね)

目次

過去の成功体験が通じない、糖尿病というパートナー

糖尿病になって、苦節十年。一所懸命に生きてきました。

苦節というのは今のようなタイミングで使う言葉ではありませんが、私にとっては10年も一緒に付き合ってきたパートナーです。妻よりも長い付き合いをしています。

私は糖尿病になるまで、気合いと根性で全てがなんとかなると思っていました。脳筋。

人生の中で、努力を通じた「労働」の成功体験がたくさんあったからです。

だから、今までこんな努力をしてきた、成果を出してきたのだという自負がありました。

まず、ハッキリ申し上げます。警告の方です。

「努力だけで何となる」そんな簡単なことではありません。

今までの人生経験や成功体験が通じる相手ではない事を、まずは理解すべきです。

むしろ、急性な努力は邪魔ですらあります

今日だけ、明日まで頑張れば治る病気ではない。

手術を我慢すれば治る病気でもない。筋トレすれば治る病気でもない。

私は今でも王城メソッドに近い生活を心がけていますが(王城メソッドについては別記事参照)、それでも病気と永遠に別れることはないと思っています。

これは神のメソッドですが、無理やりやっては続けられないと思います。ちゃんと読み込む知識とアップデートされた情報を取ることが大切です。

だから、成功体験があり、それにすがる方は、それ自体が邪魔になるのではないかと思うほどです。

糖尿病を自らが「受け入れる」ことで全てが始まる

そこで「この糖尿病になってしまった人はどう思考すべきか?」という問いはずっと考えていました。

今まで実録を回顧してみたり、症状を振り返ってみたり、カミングアウトすべきかの精神性を問うてみたりと考えてみましたが、ハッキリわかったことがあります。

「糖尿病になった自分も自分である」と認めること

です。

離れようとするのではなく、受け入れて自分自身であると捉えていくと、心も楽になります。大丈夫、今この瞬間死ぬわけじゃありません。

高血糖も頻尿も倦怠感も苦しい症状です。ましてや合併症になったと考えると、頭を抱えたくなります。

これはどの病気でもあり得ることかもしれません。私は他の病気も持っていますが、治そうと必死になると逆に治らないのです。治療が続かない。

だから、まずは受け入れる。そこからのスタートで良いと思います。焦る必要はないです。

2型で初期の人は今までゆっくり発病しているわけですから、お医者様に診ていただき、本人が知識を入れてちゃんと治療すれば制圧できると思います。

受け入れること自体が、中々苦しいものがあります。「カミングアウトすべきか?」というのは、まず自分が受け入れないと現れない問いです。

受け入れても、周りの人に知識や理解がないと苦しい思いもすると思います。私もデブとか贅沢病とか不摂生とかデブとか言われました。

太ってないのに2型の人はもっと苦しいかもしれません。デブの言い訳も使えないから。

それでも、自分が認めてちゃんと学べば良いのです。

人体を使ったリアルな勉強はクセになる

実際に私がXや別SNSで出会った罹患して寛解した人、管理できている人はみんな勉強しています。多分ガチで話していたらお医者さんと看護師と患者くらいしか意味がわからないと思います。

勿論、勉強やらないとヤバい事になる事実はありますが、この勉強が面白いのです。

強制的に我が事になるので最初は義務ですが、人体の動きや仕組みがこうなっているのかと、どんどん学びたくなります。

医学部に入るなら、まず糖尿病になることからスタートしてはいかがでしょうか(絶対NG)。

それはそれとして、この自分の人体を使っての勉強は癖になります。アウトプットすれば自分の周りにも良い影響があります。

運動したことない人や、病院に普段かからない人は、糖尿病以外の問題も承知できるかもしれません。これは致命傷になる前に発見できて、素晴らしい副産物です。

努力だけで突っ走ると、カルマに陥る

最終的に申し上げたいのは、筋トレをとにかくやる! ご飯を野菜だけにする! のような阿呆な努力ではなく、正しい知識習得と選択と集中、管理による継続で付き合っていけるということです。

努力は前提ではありますが、それが全てではない。努力だけで走り続けたらまた壁がきます。仕事を頑張ってゴールについた先にあったのは山の様な仕事だったという経験をお持ちの会社員はたくさんいるのではないでしょうか?

例えば私などは「絶対治したいから筋トレで頑張るぞ!」とやってみたのです。最初のうちは良いのですが、筋トレは消耗も結構大きいです。

多分、私の経験上、2型糖尿病の人は贅沢病ではなく、必死に人生を生きてきたから糖尿病になった人が多いのではないか? これは結構確信として私は思っています。

だから私も同じく突っ走って筋トレもやってしまいますが、怪我をしました。肩のインピンジメントやぎっくり腰などです。そこで治療が止まって逆に嫌になってしまいました。数字にも糖尿病にも囚われています。

勿論、それも治して今日々生活をして筋トレも継続していますが、努力をし続けるとカルマに陥ることが結構あるのです。

だからガムシャラではなく、まずは自分を認めてあげて、勉強をしましょう。それがスタート、努力はその次です。突っ走ってはいけません。

アントニオ猪木会長は「突っ走ってみろ」とよくおっしゃっていましたが、正しい選択が先です。(会長も糖尿病でした)

あなたは「自分を蔑ろ」にしていなかったか?

あくまで感覚値です。私の勝手な経験で物をもう一度言いますが、2型糖尿病の人は突っ走りすぎて健康を蔑ろにしてきた人が多いのではないでしょうか?

仕事は一生懸命朝から晩まで、プライベートの遊びや付き合いも一生懸命、家族の時間も一生懸命、子供最優先の食事で自分は炭水化物ばかり、接待は相手に楽しんでもらおうと大酒、そんなストレスを解消するために「酒くらいは」「ご飯くらいはね」となってしまう。

こんな方、実際に多いと思います。私もそうでした。

これらが表すことは何か。結果的に自分を蔑ろにしているということです。それは不健康を自ら選択しているということになります。結構耳が痛い方が多くないですか?

ジュース飲み過ぎとか、不摂生しすぎとか言われる病気ですが、実際確かに自分を蔑ろにしてしまっています。でもそうしたのはなぜか? ただグータラな人は少ないと思うのです。

その突っ走ってきた速度は体には早すぎた、そして我々は確実に加齢に老いていきます。華麗に老いる人は良いけど、私なんかは完全な加齢です。それも認めて自分のために行動すべきだと思っています。

とある本にこんな言葉がありました。

「健康は全てではない。だが健康を失うと全てを失う」

確かにそうですが、今私はそう思いません。

健康が全てです。

それがあるから人は当たり前の日常を過ごせるのです。糖尿病になると、その健康の大切さがよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーくわかります。当たり前に暮らせなくなるからです。

よく自己啓発本では「睡眠をまずは7時間取ろう!」と書いてありますが、読んだ時に日本人は無理だと反応します。これ、一生懸命何者かになりたい人は余計にそう思うと思いますが、

睡眠=健康に繋がります。

睡眠を削って他のことは一切してはいけないと思っています。糖尿病も勿論ですが、心が壊れます。

最後に、同じ病気と戦う同胞へのエール

話がいろんなところに飛んだエッセイになってしまいましたが、最後に励ましです。

「大丈夫です、安心してください、糖尿病の仲間はたくさんいます、仲間に入ってビールをガンガンいきましょう!」

とは言いません。

今病気がわかって、本当にラッキーだと思います。目を背けずに仲間を作って、頑張りすぎずに学んでいきましょう。めちゃめちゃ頑張ってきた結果が、残念ながら今です。努力しすぎた果ての結果です。

だからこそ今、自分に少し休憩をあげて、一息つけたら勉強しながらジムに服役して、料理を覚えてやっていきましょう。あなたの今までの努力を、今度は健康管理に使うだけです。

仕事は糖尿を理由に少しセーブして自分のためにその努力のパワーを使いましょう。

誰が贅沢病と言っても、同じ病気である私はそう思いません。苦しかった今までの自分を許し、認め、今度は体が楽になるように自分自身をぶん殴って、おっと、ハグしながら鞭打ってください(笑)。

いいんです。あとはやるしかないし、お医者様も薬剤師も仲間ですよ。(現実は資本主義社会ですけども)

少なくともこれを書いている私には分かります。

楽しんで勉強して、第二の人生を作り上げましょう! 気楽に! 足が残っているうちにね!

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA

目次