【実録・糖尿病リテラシー】「最近おしっこ近いな」それ糖尿病かも。1日20回トイレに駆け込んだ男のヤバすぎる初期症状

あなたの「糖尿病リテラシー」を底上げする、玄照です。

「仕事のストレス」を免罪符にして暴飲暴食とグータラを極めた結果、自分で自分の首を絞めて糖尿病になりました。

  • ストレスで食べてる人
  • やたら喉が渇いて、トイレの回数がおかしい人
  • その渇きを甘いジュースのガブ飲みでごまかしてる人
  • 体の異変を「ただの疲れだ」って勝手に解釈してる人
  • めっちゃ食ってるのに体重が落ちてきて「ラッキー」と勘違いしてる人

私から「それ、糖尿病じゃね?」って言われたらどう思いますか?

このシリーズでは、そんな大ピンチの状態を、もう完全にアウトになった私の経験を元に解説します。 あなたが手遅れになる前に、この痛すぎる現実を知っておいてください。知っていることで、血糖値が下がるかもしれませんよ。

目次

浸透圧利尿(しんとうあつりにょう)

この言葉、何の言葉なのか? 俺には関係ない言葉かな、と思うのが普通です。なんか字体だけ見たら体に良さそうにも見えるこの言葉。簡単に書けば「大量に、高頻度で尿が出ること」です。

この症状も、一見体に良さそうに見えますよね。おしっこがドバドバ出ていくので、「ああ、体が毒を出してくれているんだな」と解釈する正常性バイアスがかかっていると思います。

私は知る由もありませんでしたが、この症状は恐怖の始まりでした。

誰しもがこれが糖尿病の症状と気づかないのです。これは厳密には「高血糖の症状」にあたります。私はこの怖いおしっこ経験をしました。

なんかおしっこしたいなぁと思い、トイレに行く。こんなことは当然です。 そこで用をたす。その場でこの仕事は終わりです。

問題はその頻度。 通常であれば1日7〜8回いくトイレ。夏場になれば発汗もあるのでその回数はさらに下がります。

ただし当時の私、その頻度が……1日20回を超えていました。(おいおいおい)

1日20回以上のトイレタイム。もう集中なんてできたものではありません。しかも一回に出る量は、糖尿病の代表者とも言えるインフルエンサー・石川典行氏の言葉を借りれば「自分が止めるまで無限に出続ける」。この言葉は秀逸です。まさにその通りで、失敗するとパンツにおしっこを引っ掛けてしまいます。もはや失禁に近いものがあります。

ホワイトカラー職で事務方にいた私。 もうトイレが止まりません。事務所で仕事しているのか、トイレで仕事しているのか。 もう周りからは「あいつ最近サボりまくってるな」と見られる始末。(と勝手に思ってストレスになり、更に悪化する悪循環ですがスマホゲームのポイントはなぜか好循環が生まれていました)

「違うんだ、最近ストレスが多くて、食べすぎて、体が今毒をたくさん出してくれてるんだ。決してトイレで携帯なんて見てないんだ……」

と、誰に弁明しているのかも分からない謎の心地と申し訳なさそうに、デブが小さくなりきれずに席とトイレを往復していきます。

そもそも「食い過ぎで毒をたくさん出してくれている」と考えていること自体が間違いなので、もう目も当てられません。デブが考えそうなことです(笑)

まさにバイアスにかかり、デブの謎理論で生きていて大ピンチなのに勝手に解釈している。そして更には「水もいっぱい出たし、今日はビールたくさん飲も」と、もうやめてやれよと思う解決方法を考えているデブな始末。

ちなみにこの時点で、デブ(私)の頭には糖尿病の「と」の字もありません。

「ああ、さすが俺の体だ。こんなにおしっこ出してくれるなんて。」 もう都合が良すぎます。

このデブ! 俯瞰してみやがれと天から言ってやりたいくらいです。(?)

デブのシステム崩壊と、命の搾取

さて、このデブ(私)が発症したこの症状がまさに「浸透圧利尿」になります。 なぜおしっこがこんなに出るのか、デブの思考にバイアスをかけているのかを紐解きます。

この事例は「デブの体から毒が出て、痩せている」のではありません。喜んでいる場合ではないのです。 「食いすぎた糖分が処理しきれなくなり、体中の水分を道連れにして股間からダダ漏れになっているだけ」という、完全なシステム崩壊。

厚生労働省や、アメリカの国立衛生研究所(NIDDK)といった国レベルのガチの医療機関が明確に警告している、恐ろしいメカニズムです。

私たちの体には「腎臓」という優秀なフィルターがあります。通常なら、体に必要な糖分はここでブロックされて血液に戻ります。

しかし、このデブはデトックスとストレスを言い訳に、甘いジュースや炭酸、大量の牛丼にラーメン、ファミチキ、挙げ句の果てには大量の酒までを胃袋にぶち込み続けました。とっても美味しかったと思ってます、はい。 牛丼は特盛2杯に卵、味噌汁に、体に良さそうだからとポテトサラダ(胡麻ドレをドバドバ)もいただきます。

その結果、運動も成長もしないので血液中が「糖」でパンパンになり、超頑張っていた優秀な腎臓も、肝臓を道連れに「もう無理ッス」と限界突破してぶっ壊れたのです。

20代後半になって食い続ければ、どうなるかぐらい分かりそうなもんですが、インテリジェンスのレベルがよく分かりますね。2型糖尿病になるべくしてなっています。勉強もメタ認知も大切です。

最強の抑え込み「糖の横四方固め」

ぶっ壊れたフィルターから、本来なら出ちゃいけない大量の糖が、尿のパイプラインにドバドバとあふれ出します。 ここからが「浸透圧利尿」の本当の恐怖です。

尿のパイプに漏れ出した大量の糖は、例えるなら「超強力なスポンジ」のような働きをします。

本来、体は尿になる前の水分を再吸収してリサイクルする仕組みを持っています。ところが!漏れ出した糖が「この水は俺のもんだ!」とばかりに周囲の水分をガッチリと掴んで離しません。糖の横四方固めが炸裂しています。(最強の抑え込みは横四方固めです、異論は認めません笑)

結果として、糖が体内の水分を吸い取り、糖と水分がそのまま体の外へ強制的に引きずり出してしまうのです。横四方で固めた上に場外まで引っ張っていって試合を終わらせます。 ルールも何もあったものではない、とんでもない逸脱行為ですが、世の中ルールを破壊して常識を作り直すやつが強い。それが糖尿病です。多分。

つまり、私(デブ)がトイレで「自分が止めるまで無限に出続けるおしっこ」を出しながら、 「おお、今日も俺の体は絶好調に毒を出してくれてるぜ! ビールが美味いぞ! 焼き鳥だ!」 と便器を見つめてニチャアと笑っていたあのデブ。

私の体の中では、処理しきれなかった糖分が、私自身の細胞から必要な水分を強制的に搾り取り、ただ便器に投げ捨てていただけだったのです。

デトックスどころの話ではありません。ただの「命の搾取」です。本当に救いようのないデブです。

それが自分だと考えると、今考えても血の気が引きます。この状態でマックのバリューセットを昼食にLLセットで、ジュースを追加で買っていましたからね。狂ってます。心身ともに。 「たくさんおしっこして、たくさん飲み物を飲んで体が循環してデトックスだ! ウェイ! 乾杯!」って感じでした。

大事なことなのでもう一度言います。本当に救いようのないデブです。

パターン青! 極限の脱水と次なる地獄

そして、自分の糖分によって水分を根こそぎ奪われた体は、当然どうなるか。

極限の脱水状態に陥り、脳が異常なアラートを鳴らし始めます。 使徒が出現した時のアラームを思い出してください。

「おいクソデブ! 水分が足りねえ! 干からびるぞ! 早く何か飲め!! 痩せちまうぞ!!」

こうして、自ら干からびたデブ(私)は、この命がけのアラートすらも、 「おっ、めっちゃ喉渇いたから、冷たいジュースが最高にうめえぞ! ビールは大ジョッキで何杯飲めるかな! トイレ近いな!」 と再び都合よく解釈し、次の地獄である「1日6リットルの異常な喉の渇き(口渇・多飲症)」へと、最悪のバトンを繋いでいくのです。

次回、口渇への話に続きます。 変わらず救いようのないデブのお話です。

今現時点で「小便めっちゃ出るな〜最近」と思っているデブの皆様、おっちゃんおばちゃん、若い人。怪しいけど最近コーヒーの利尿作用がすごくってさぁと自分に言い訳してる、そこのあなた。体は頑張ってるのに、てめぇで壊しているかもしれませんよ。

ただちに病院へ。棺桶に片足を突っ込む前に。突っ込める片足が残ってるうちに。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA

目次