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前回までのあらすじ 体重130kgを超えた身体に、重度の2型糖尿病が牙を剥きました。股間の化膿という地獄の症状、祖父が糖尿病で足を切断し逝った記憶のトラウマ。病院から逃げ出した私は、ネットの海を彷徨い続け、一つの異端の理論「王城メソッド」に出会いました。有酸素運動は一切やらない。高重量の筋トレと食事管理で糖尿病を制圧する――そんな常識を覆す理論に、人生を賭けることにしました。
はじめに:これはあくまで「私の経験談」です
本題に入る前に、一つお伝えしなければならないことがあります。
当時の私のHbA1cは、推定10以上でした。当時病院に行かないという選択をしたために正確な数字は分かりませんが私が記録した最大値(最悪値)は9.5%でした。その数字を記録した際に体感する症状がなかったために、この数字が9.5%以上であることは確信しています。ちなみに体温で例えると分かりやすく39.5度の体温が常温だとしたらヒトの健康は守れません。10%となると40度前後が常にあるとイメージしてください。やばさがわかると思います。
私は、この時、薬を一切使わずにその数値を正常域まで落とすことができました。(HbA1c5.4%)
ただし、これが世の中のすべての方に同じ結果をもたらすかと言えば、それは断言できません。体質も、生活環境も、病状の進み具合も、人それぞれ異なります。
この記事はあくまでも**「私個人的な体験談」**です。糖尿病の治療については、必ず主治医・管理栄養士にご相談ください。勿論私が行った王城メソッドでも通院、投薬の大切さが記されています。私が行った病院に行かずに自力で治す、管理することは間違いとハッキリ言えます。
その前提の上で、どうか読み進めていただけると幸いです。
⚠️このシリーズについての糖尿病の記載は「2型糖尿病」です。ご注意ください。
環境を整えることが、最初の武器でした
理論を手に入れても、行動できなければ意味がありません。
そのことを私は身に沁みて知っていました。意志の力だけでは、人間はなかなか変われない。変わるためには、変わらざるを得ない環境を先に作ることが重要だと気づいていたからです。
そのタイミングで、転職が決まりました。これが、すべての歯車を回すきっかけになりました。
新しい職場の初期は研修で日中の定時上がり。仕事が終わったら、そのまま迷うことなくジムへ直行できます。残業に引き止められることも、夜遅く帰宅して疲れ果てて動けなくなることもありません。
「毎日ジムに行ける」という、シンプルだが強力なルーティーンが誕生した瞬間でした。
当時まだ24時間ジムはなく、田舎で片道1時間かかるジムでしたがそんな事は関係ありません。気が狂ったように通いました。
ジムがある。時間がある。理論もある。
あとは、やるだけでした。
有酸素運動は「やらない」。筋トレだけに全振りしました
ジムに入って最初にやったことは、有酸素運動マシンの前を素通りすることでした。
バイク。トレッドミル。
王城メソッドの考え方では、これらは**「タイムパフォーマンスが悪い運動」**です。有酸素運動は時間が長くかかるのに、カロリーが消費されるのはその時間だけ。さらにやりすぎると、速筋繊維が落ちやすくなるというデメリットもあります。(軽い有酸素運動にはカロリー消費以外にも人生における素晴らしいメリットがたくさんあります、今の私は有酸素運動大好きです)
もちろん、有酸素運動が「やってはいけない」わけではありません。時間があるならやっても構わない。ただ、限られた時間で最大の効果を出すなら、無酸素運動(レジスタンス運動)に全振りするという判断です。肥満型糖尿病になる私のようなグータラには素晴らしいメソッドです。
糖尿病の改善において重要なのは、筋肉量そのものを増やすことです。筋肉は「糖の貯蔵庫」であり「消費の場」です。筋肉が増えれば増えるほど、血液中の糖を処理する能力が高まります。
実際、厚生労働省のe-ヘルスネットでも、レジスタンス運動は筋量の増加を通じて糖の処理能力を改善し、血糖コントロールに有効であることが明記されています。有酸素運動だけが糖尿病に効くのではなく、筋トレそのものが血糖値を改善させる力を持っているのです。
根管治療としては筋トレが優先、その瞬間に消費カロリーを使うのは有酸素運動と位置付けられます。
週7日分割。「頭に銃を突きつけられても動けない」まで追い込みました
トレーニングのプログラムは、部位を7分割しました。
下が私がルーティンにしたトレーニングです。分割方というボディビルダーがよく行う技術です。
| 曜日 | 鍛える部位 |
|---|---|
| 月曜 | 脚・前側(大腿四頭筋) |
| 火曜 | 胸(ベンチプレス中心) |
| 水曜 | 格闘技練習 |
| 木曜 | 脚・後ろ側(ハムストリングス) |
| 金曜 | 背中(広背筋・僧帽筋) |
| 土曜 | 肩・腕 |
| 日曜 | 体幹 |
各部位を週1回ずつ回すことで、毎日休まず動き続けられます。前日鍛えた部位は回復している間に、別の部位を鍛える。さらに水曜日には格闘技練習も組み込み、身体を休める日が文字通り一日もない週もありました。これが毎日筋トレを継続できた理由です。
そして私が徹底したのが、毎回**「オールアウト」**まで追い込むことでした。
王城先生の言葉を借りれば、こういう表現になります。
「拳銃を頭に突きつけられて、もう1回持ち上げるんだったら殺してもいいです、殺してください・・・という限界までやる」
セットが終わっても足がガクガクして立てない。手が震えて、バーベルをラックに戻すのがやっとだ。ロッカールームまで歩く体力も残っていない。スクワットで追い込まれすぎて下りの階段を転げ落ちた日もありました笑
そんな日が何度もありました。
今まで運動をほとんどしたことがない人が、いきなり週6分割のオールアウトをやるというのは、かなり特殊な話です。私がこれを続けられたのは、元々柔道をやっていた経験があり、追い込むトレーニングへの耐性と気質が自分に合っていたからだと思っています。筋肉痛がひどく出るような過酷なトレーニングでも「これならいける」と感じられたのは、好きなことだったからこそです。
⚠️ちなみにこの「追い込み」については様々な理論や考え方がありますが、最近ACSM(アメリカスポーツ医学会)で17年ぶりの改定がありました。
かなりザックリ申し上げると「殺されるところまでやらなくても筋肥大はおきる」という事です(笑)
このACSMの改定についてはまた別記事で紹介したいと思いますが、運動初心者の方や糖尿病、ダイエット勢にも運動のハードルが下がる話となっています。(ただ追い込むという事が初心者だと感覚が分かりにくいと思います、そういう意味では「殺されるまでやる」は非常に明快な表現かと思います。)

数値が分かるものしか食べない。徹底したPFC管理
食事管理の基本方針は、**「すべての数値が把握できるものしか食べない」**ことでした。
近所のラーメン屋や食堂に行ってしまうと、何が入っているか分かりません。だから外食は三大栄養素とカロリー表示があるコンビニかチェーン店にしかいきませんでした。
- 朝・夕食: 自炊(PFCを計算できる食材のみ)
- 昼食: コンビニを徹底活用(おにぎり、サラダチキン、カップスープ、低糖質・低脂質のカップ麺など)
- 不足分: プロテインでタンパク質をプラス
コンビニを選んだのは、パッケージに栄養成分表示が必ずあるからです。カロリー、タンパク質、脂質の量が一目でわかる。この「数値の見える化」が、管理の精度を高めてくれました。
これをやったのは数ヶ月ですが、食べ物の栄養素を知る習慣は非常に価値が大きい習慣となりました。何回も計算しているとだんだん覚えてくるのでザックリした計算は頭でできるようになるし、表記がないものもこれくらいかな?と想像できるようになる能力が備え付けられます。
飽和脂肪酸を1日20g以下に。毎日ひたすら鶏胸肉とささみでした
食事管理の中で、最も厳しかったのが飽和脂肪酸の制限です。
王城メソッドでは、糖尿病(肥満)の「真の敵」は飽和脂肪酸だと位置づけています。肉の脂身、バター、揚げ物に多く含まれる飽和脂肪酸の大量摂取こそが肥満を引き起こし、インスリンの働きを根本から狂わせる原因の一つだと謳われています。
この考え方は、医学的にも裏付けられています。国立国際医療研究センターの研究においても、肥満した脂肪組織から過剰に分泌された飽和脂肪酸が、肝臓や骨格筋などのインスリン標的組織においてインスリン作用を阻害し、インスリン抵抗性を誘導することが明らかにされています。
また厚生労働省e-ヘルスネットの「糖尿病の食事」ページでも、糖尿病の重症化予防のために肉類や乳製品に多く含まれる飽和脂肪酸の摂りすぎには注意が必要と明記されています。
王城メソッドのルールに従い、私は飽和脂肪酸を1日20g以下に徹底制限しました。
この制限を守ろうとすると、食べられるものが劇的に絞られます。
鶏肉か、魚か。それ以外はほぼ選択肢がありません。
毎日毎日、ささみと鶏胸肉。コンビニでサラダチキン。
今は鶏胸肉とささみは食べたくありません。何年も毎日ひたすら鶏肉を食べ続けられる方は、常軌を逸していると思われます(笑)
そしてタンパク質については、当時の体重100kg程を基準に、最低200g/日を目標にしていました。
このタンパク質摂取がまた辛いのです。
脂質制限をしているので来る日も来る日も鶏胸肉にささみです。選択肢が二つしかないので迷うことはありません。白いお肉を食べて食べてドレッシングもかけられない為にポン酢に、青紫蘇ドレッシングに柚子胡椒と味変を繰り返し、その度に「変わらんな」と思いながら食べ続けます。茹で方を変える、電子レンジを使ってみる・・・「変わらんな」と思いながら口に放り込む。居合わせたスーパーに胸肉もささみもなくてどうしようもなく鳥もも肉を買った日は狂喜乱舞と思わせて罪悪感すら感じます。
この様に最早、食事は作業と化していますが、自動的に時間が来るとそれらを食べるシステムは習慣化されると意外と楽に感じていました。いちいち献立を考えなくて良いのがいいのです。脳内と実際の肉体もデブの私がこの習慣になれたのは未だに解明できていません。
この「食事と筋トレは治療である」と考えると生きるか死ぬかになるので楽になったと思います。癌なら抗がん剤治療が必要だし、精神疾患なら心身ともに休まねばなりません。それと同じです。
⚠️ 基礎代謝以下のカロリー制限。「絶対にマネしないでください」
ここは非常に重要なので、強調してお伝えします。
当時の私のカロリー摂取量は、**基礎代謝以下(1,700〜1,500kcal)**に抑え込む日が結構ありました。
これは絶対にやってはいけません。
なぜ私が動けたかというと、当時の身体には消費できる脂肪がたんまりあったからです。糖尿病の原因の一つになっていた体脂肪を、エネルギーとしてどんどん分解していたため、辛うじて動けていました。且つ当時は日中頭を使う作業があまりなかったのでどうしても糖質を必要とする脳の作業を避けられていたのも原因ではないかと考えます。
ただ、その代償は出ていました。
- 唇がガサガサになる
- 肌荒れがひどくなる
- 栄養失調のような症状が随所に現れる
- 性欲がほぼない
これは減量している競技選手もよく口にしますが、性欲減反が辛かったです。全く勃たなくなりました。それらに回す材料が少なく、ホルモンがなくて性欲が消えてしまったかのように考えなくなりました。私の場合、基礎代謝以下のカロリーと過剰な脂質制限(不飽和脂肪酸まで制御していた)が原因かと思います。人生の楽しみの一つが消え失せるのは天秤として辛すぎます(笑)
内臓がどんな状態になっていたかは、正直なところ分かりません。今思えば、相当無茶をしていたと思います。トレーニングも危険と隣り合わせだったと思います。
基礎代謝以下のカロリー制限は、絶対にNGです。(勿論王城メソッドでも基礎代謝以下はNGとされています)
最悪拒食症になってもおかしくありません。特に痩せ型で糖尿病になった方は注意が必要だと思います。
当時の私は高血糖の症状が苦しくて、とにかく「いち早く治さないと」という一心でした。焦りが判断を歪めていたのだと、今なら分かります。ちなみに今は色々よろしくやってます。

症状が消えた日。そして1年後に数字が証明した
王城メソッドを始めてからわずか数日で、あの地獄の症状に変化が現れ始めました。
股間の化膿が引いていく。あの痒みが、口渇が、灼熱感が、少しずつ薄れていく。
身体が変わっていくのがわかりました。
最初は信じられませんでした。あれほど激しかった症状が、薬も使わずに、たった数日でこれほど変わるのか、と。
ふと朝起きた時にあの強烈な倦怠感が消えていました。トレーニング後にも倦怠感は消失し筋肉痛が出現しました。最高でした。勃ちませんが歓喜です。
そして1年後の健康診断で、数字がすべてを証明しました。
HbA1c:5.4%
正常値です。自分でもビビりました。
体重も大きく落ちていました。作業着のズボンは緩くて作業が危険なので3回も買い直しました。HbA1c 10超から5.4への改善。これは単なる数字の変化ではありません。「糖尿病」という烙印が、消えかかった瞬間です。これでお天道様の下を胸張って歩く事ができます。
祖父のように足を切断されることは、もうない。
そう思った瞬間、涙が出ました。自分に自信が持てました。
ダントツ優勝。そして箱を開けた瞬間の絶望
血糖値の正常化だけではありませんでした。良いエピソードがあります。
通っていたジムで、InBody(体組成計)を使ったダイエットコンテストが開催されました。スタッフに「登録してみませんか?」と誘われて参加したのですが、測定開始から終了までの数値の改善幅を競うものでした。
結果は――他の参加者の3〜4倍の数値差をつけてダントツの優勝。
週6日のオールアウト筋トレ、基礎代謝以下のカロリー制限、飽和脂肪酸20g以下の食事管理。その過酷な積み重ねが、数字として結果に出た瞬間でした。
豪華景品への期待を胸に、スタッフから渡されたものすごく大きな箱を家で開けました。デカくて重いのです。「これはヤバいやつだぞ」とワクワクしながら開けました。
プロテイン10kg?プレワークサプリ?それともダンベル?(笑)
中に入っていたのは――
コカ・コーラ 500ml 24本入り
ちょっと待て、開けた箱を間違えてるか?いや、箱は一つだ。
コカ・コーラ?コーラ?・・・コーラ?コーラ!!
6ヶ月間、毎日ささみと鶏胸肉だけを食べ続け、週6日オールアウトまで鉄塊を持ち上げ、、HbA1c 10超から5.4に改善し、コンテストでダントツ優勝した者に贈られるものが……
コカ・コーラ。
「テメェ、殺す気か💢」
狂ったように通ったジムを退会しようと思いました。というか考えろよ(笑)

輝かしい勝利の裏に、静かに忍び寄っていた罠
しかし、この物語はここで終わりません。
勝利の余韻に浸っていたあの頃から、身体の中で別の変化が静かに始まっていました。
基礎代謝以下のカロリーに抑え続けた結果、私の身体は**「これが正常な栄養状態だ」**と認識し始めていたのです。
ホメオスタシス(恒常性)。
身体を一定の状態に保とうとする、生物としての本能的な防衛機能です。基礎代謝を下回るカロリーが続くと、身体は飢餓状態と判断して省エネモードに切り替わります。基礎代謝自体を下げ、少ないエネルギーでも生き延びられるように適応していくのです。この状態でカロリー摂取を戻せば、代謝が落ちた身体は余剰エネルギーを一気に脂肪として蓄え込みます。それがリバウンドの正体です。私は後にしっかりとリバウンドしました(笑)
今思えば、王城メソッドを正しく守って消費カロリー程度に抑えながらゆっくりダイエットしていれば、急激にやりすぎてリバウンドに繋がることはなかったと思います。たまにはオーバーカロリーの日を作りながら、長く継続できる方法でやるべきでした。
当時の私には、もう高血糖に戻りたくなくて、そんな余裕はありませんでしたが。
このホメオスタシスの影響で一定の数値から体重もお腹周りも全く変わらなくなりました。
そしてこの後、もう一つの爆弾が待っていました。
事務職への超絶激務の職場への配属です。
研修が終わり、今までの倍ほど会社に拘束されるような働き方になってしまいました。長時間のデスクワーク。休憩もない。運動ゼロ。ストレスMAX。
週6日のオールアウト筋トレなど、到底できない環境でした。当時は24時間ジムはなく、仕事が終わる時間にはジムは終わっています。
ホメオスタシスで下がりきった基礎代謝。使われなくなった筋肉。溜まりゆくカロリーとストレス。不規則な生活。「今日も遅いから仕方ない・・・」の繰り返し。それが数年続きました。
寒空の暗い空の下、とっても嫌な予感がしました。
この戦いを振り返って。これから戦う方へ
最後に、この過酷だった最初の闘いを経て、今まさに糖尿病と戦おうとしている方に伝えたいことがあります。
私がこの時期を乗り越えられた理由を一言で言えば、**「とにかくやり切った」**ということに尽きます。正しい理論があっても、環境を整えても、最後は行動するかどうかだけです。後の失敗もありますが、このスタートがなければな今はありません。とにかく「やる」、それが大切なのです。
ただ同時に、今振り返れば**「もっとうまくやれた」**とも思っています。基礎代謝以下のカロリー制限は身体を傷つけました。痩せるのは意外とできるのです、基礎代謝以下にはしてはいけません。ちゃんと食事、運動管理してカロリー収支をマイナスにすれば痩せていきます。問題はその後の継続が難しいのですね。実際私は何度も繰り返しています。それでも痩せない人は計算が間違っているか、「わかっちゃいるけどやめらんねぇ」のどちらかと思われます。
焦らなくていい。正しい方法で、継続できるペースで、長く戦い続けることが、糖尿病との闘いでは何より大切です。
とまぁ普通なら言いますが、まずはさっさと痩せることです(今の私も)。
さっさと肥満の人は痩せた後は管理していけば良い、痩せ型の人は筋肉をつけて維持すればいい。
大切なことは糖尿病もデブもガリも速攻で攻め落として管理するということです。健康にいきましょう。
私の失敗も成功も、すべてが誰かの道標になれば、この記事を書く意味があります。同じ経験をする必要はありません。むしろ私をしくじり先生にしてください。ジグザグにダイエットと肥満(または痩せ状態)を繰り返す必要なんて全くないのです。私もしたくありません。大事なことは「健康は土台で崩れれば人生が終わる、だから健康をベースにした生き方と働き方をする」事が大切なのです。
【医学的根拠】この記事で紹介した3つの理論的背景
① 筋力トレーニング(レジスタンス運動)が血糖値改善に有効な理由
有酸素運動だけが糖尿病に効くわけではありません。厚生労働省e-ヘルスネット「糖尿病を改善するための運動」では、レジスタンス運動は筋量の増加を通じて糖の処理能力を改善し、血糖コントロールに有効であることが明記されています。
参照: 厚生労働省 e-ヘルスネット「糖尿病を改善するための運動」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-05-005.html
② 飽和脂肪酸の過剰摂取がインスリン抵抗性を悪化させる理由
糖尿病は「糖質だけの問題」ではありません。厚生労働省e-ヘルスネット「糖尿病の食事」では、肉類や乳製品に多く含まれる飽和脂肪酸の摂りすぎが糖尿病の重症化リスクに繋がることを指摘しています。国立国際医療研究センターの研究でも、脂肪組織から過剰分泌された飽和脂肪酸がインスリン標的組織においてインスリン作用を阻害し、インスリン抵抗性を誘導することが明らかになっています。
参照①: 厚生労働省 e-ヘルスネット「糖尿病の食事」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-004.html
参照②: 国立国際医療研究センター 糖尿病研究センター「研究紹介」 https://drc.jihs.go.jp/dc001/aboutus/index.html
③ 基礎代謝以下のカロリー制限がホメオスタシスを引き起こしリバウンドを招く理由
極端なカロリー制限は「痩せる近道」ではなく「リバウンドへの近道」になり得ます。摂取カロリーが基礎代謝を下回ると、身体は飢餓状態と判断して省エネモードになり、基礎代謝を下げ、脂肪を蓄えやすい状態に適応します(ホメオスタシス)。その状態で食事量を元に戻せば、一気にリバウンドが起きます。
参照: 厚生労働省 e-ヘルスネット「加齢とエネルギー代謝」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-02-004.html
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Instagram: @gensho.rebuild
※本記事は著者の個人的な闘病体験をもとにしたストーリーです。糖尿病の治療や食事・運動療法については、必ず主治医・管理栄養士にご相談ください。


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